mudananihongokyoushi’s diary

日本語教師について書きます

「あ~、ウー・・・」で話そうとしないのは外国人も一緒!

良く

「I (アイ)....えーっと...........」

とか、

「I can(アイキャン)・・・・・リード・・・・・・」

と話したはいいが英語の続き(動詞や時制)が頭に浮かばなくて、あーとかウーとかうなって、ついには黙ってしまう日本人がいる。というかみなさんも経験が一度はあると思う。

ジェスチャーでも、言い換えでも良いから相手に伝える努力をしろ!」とこれまた「日本人が英語を話せない系の本」に書いてある。

しかしこれは外国人も一緒だ。

下手すると日本人よりひどいかもしれない。

何故なら私たちは外国語の単語では分からないが、とある動物を説明したいとき、牛なら「モ~」とか、指で頭にツノを立てるジェスチャーをしたりするが、外国人はそれさえしない。

驚くほどしない。

身ぶりが大げさな外国人なんて一人もいない。

むしろ日本人の方が伝えようと必死になっていると思う。

 

 

文法、文法、文法・・・に囚われているのは日本人だけじゃない

良く、「日本人が英語を話せない本」等に必ず書いてある事に、文法にこだわりすぎ、とある。

恐らくみなさんも見た事があると思う。

それは実は間違いだ。

何故なら日本語が上手く話せない外国人も、文法、文法、文法・・・と気にするからだ。

頭の中に記憶した日本語の参考書の、第○課だったかな。。。とページをめくって、それから話しだす。

 

つまり、文法、文法、文法・・・に囚われているのは勉強しているけれど、外国語が出来ない全ての人と言うことになる。

よって本は間違いだ。

間違いを堂々と本に載せてはいけない。

 

 

そもそも日本語教師はあまり必要ない

私は日本語教師の資格を取った。

しかし就職していない。

ずっとオンラインレッスンか対面授業だ。

それでいて思うことがいくつか出てきた。それを書き続けたいと思う。

 

まず第一に日本語教師はあまり必要ないということだ。

私はオンラインレッスンで外国人の方とたくさん会って来たが、自分の意思を日本語でペラペラ話せるレベルにいる人ほど、独学だ。

基本的に日本人のYoutube動画かpodcast、あるいはドラマ、アニメで日本語の字幕を見たり聞きとって、マネして、調べて、使ってみて話せるようになっている。

アメリカの高校生も韓国の女性も、ベルギーの高校生も、みんな驚くことに独学だ。

良い参考書と巡り合ったからとか、日本語学校でペラペラになったとか、正直あまり聞かない。

日本語学校に通っていても独学で現実の日本人と話しをして覚えた方たちだ。

基本的に参考書を使って話している人は、まだ頭の中に文法を思い描いている。

それから思い出すようにして日本語を口にする。

仕方ないが、それはとても遅い。

厳しい言い方だが、私は日本語教師だから話を聞くが、現実だったら聞いてもらえるだろうか。

勉強する事は良いことだし、それ位のレベルでもコミュニケーションが取れることはとても素晴らしい。

外国人がカタコトで日本を旅行していれば、日本人はこんな極東の国の珍しい言葉を勉強している外国人に嬉しくなって、会話につきあうだろう。

旅行程度ならいいのだが。

それよりさっさとオンラインレッスンでも対面授業でもいいから、彼氏彼女でもいいから、日本人もしくは日本語を話せる人と会話をしてほしい。

文法の本に載っているのとはどこか違う、現実の日本語を体得してほしいと思う。

もちろん文法を学ぶのが悪い事ではない。

だが文法ばかりに囚われて、文法が完璧になってから話すレッスンを始める、なんてのは間違いだ。

間違えまくって顔を真っ赤にして、言えない悔しい思いを何度も何度も味わって、少しずつリアルで体と心に言葉を刻むから、だんだんと話せるようになるのだと思う。

 

だからオンラインレッスンでも文法や動詞の活用(言う、言って、言った、言わない...)

を教える気がない。

そんなのは独学か本でさっさと記憶して、レッスンではとにかく本当の話すスピードと単語の選び方等を希望してほしい。

 

まだまだ色々あるから、書こうと思う。

 

 

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初出掲載:2021年10月14日